マイクに乗せる声

こんにちは。
本欄担当、橘ネロリです。

さて、表題の件。
皆様、レッスンの際、よく耳にするのは、
鼻のところに音を響かせる、や、頭の後ろから声が出る感じ、とか。。。
通常、そのような表現でレッスンを受けることが多いのではないかと思います。

レコーディングやライブにおいては、マイクを通して音をスピーカーからならします。
そうした時に、ダイナミックマイクに向けては、マイクに声を集中させる、
コンデンサマイクの収録でも、マイクに集中せず、壁の向こうまで飛ばすつもりで。。。とか。
言い方は様々だとおもいますが。

レコーディングやライブでのマイクに声を乗せる為に、日々練習やレッスンで音の響きの位置を気にされるのではないかと思います。

頭から声が出る感じ、腹から声をだす。。。。。

しかし、お腹から声はでません。
頭からも声はでません。

声を出しているのは声帯です。

私自身も、マイクに乗る声、そうでない音に、どうにか普段もマイクにも乗る声、普通に大きく響く声はどうだせばよいのだろう。。。。
そう思っていました。
そんな時。私は、少しばかりギターを弾くので、ギターと同じように体幹に響かせると大きな音がでるのでは、という考えに至りました。
しかしマイクに乗りにくい音は、なかなか解決されませんでした。

マイクに乗る声、体全体を使って(ギターの様にボディに音を共鳴させる)出す声は、一般的にレッスンで表現されるお腹から声をだす、等のやり方に、結果的にどこかつながるのかもしれませんが。
似て非なるもの、なのでは・・・・なんて。

皆さんの声はマイクに乗っていますか?

ご覧になっている方々は、色んなジャンルの音楽だと思います。
大きく二分するなら、クラシック or ポップス。

電気が無い時代に、より多くの人に声を届ける為の唄い方、クラシック。
電気仕掛けで、軽い一声を多くの人に届けることができる現代のポップス。

違いについて、どうぞ先生に聞いてみて下さい。

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